勘違いからの心身のリフレッシュ
〜介護する人にも、自分をいたわる時間を〜
「介護者のつどい」
社会福祉協議会から届いた案内を見て、私はてっきり、
介護をしている方々が集まり、情報交換をしたり、
日頃の思いを話したりする会だと思い込みました。
相変わらず、きちんと確認もせず……
「ぜひ参加してみたい!」
そう思って申し込みました。
ところが、当日会場に行ってみると、係の方から
「今日は体操をします」
とのお話。
「えーーー! 体操なの?」
思っていた内容とまったく違い、
始まる前から冷や汗が出てきました(笑)。
久しぶりの運動に悪戦苦闘
体操は、椅子に座って行う足の運動と上半身の運動。
なんと、みっちり1時間!
日頃、足が痛いことを理由に、運動らしい運動をほとんどしていない私。
股関節をかばいながら足を動かすのは、思っていた以上に大変でした。
汗びっしょりになりながら、なんとか頑張りました。
そんな私に、以前の姿を覚えていてくださった係の方が、
「前はもっとテキパキしていたのに、どうしたの?」
と声をかけてくださいました。
その言葉に、ハッとしました。
自分ではそれほど変わっていないつもりでも、身体は確実に変化しているのですね。
痛いから動かさない。動かさないから、ますます動きにくくなる。
そんなことを考えさせられました。
体操が終わってから、指導者の先生に、痛みがある場合の身体の動かし方を個別に教えていただきました。
無理をするのではなく、自分の身体の状態に合わせて、できる範囲で動かしていくこと。
その大切さを改めて感じました。
ご高齢の方々の姿から教えられたこと
今回、もう一つ心に残ったことがあります。
それは、一緒に参加されていたご高齢の方々の姿でした。
私の前にいらした方は、驚くほど身体が柔らかく、
しなやかに動かしていらっしゃいました。
また、別の方は、椅子に手をかけて身体を支えながらも、
一生懸命に足を動かしていらっしゃいました。
その姿を見て、思わず感服。
みんな、それぞれの身体と向き合いながら、自分にできることを頑張っている。
年齢や身体の状態は違っても、今できることを続けようとする姿勢。
その姿に、私の方が勇気をいただきました。
やっぱり「継続は力なり」
私の好きな言葉の一つに、
「継続は力なり」
があります。
これまでも、いろいろな場面で大切にしてきた言葉です。
でも、こと運動となると、なかなか実行できていませんでした。
「足が痛いから」
「今日は忙しいから」
「また明日から」
そんな言い訳をしていた自分を、ちょっと反省。
これからは、痛みを我慢して頑張るのではなく、教えていただいた運動を、自分のできる範囲で少しずつ続けてみようと思います。
筋力を保つことは、これからの自分の暮らしを守ることにもつながります。
そして、介護をする私自身の身体を守ることにもつながるのだと思います。
介護する人にもリフレッシュは必要
帰宅後は、心地よい疲労感。
不思議なことに、身体だけでなく、気持ちまで少し軽くなったように感じました。
「介護者のつどい」は、
介護について話し合うだけの場ではなく、
介護をする人たちが、
レクリエーションなどを通して心身をリフレッシュする場でもあったのですね。
次回は、なんと「坐禅の会」だそうです。
これもまた楽しみです。
介護をしていると、どうしても相手のことを優先し、自分の身体や気持ちを後回しにしてしまうことがあります。
でも、介護をする人が元気でいることも、穏やかな介護を続けるためには大切なこと。
誰かを大切にするためにも、まず自分自身を大切にする。
今回の勘違いからの参加は、
そんな当たり前だけれど忘れがちなことを、改めて教えてくれました。
思い込みから始まった「介護者のつどい」
でも、参加して本当によかった!
たまには、こんな勘違いも悪くありませんね(笑)。
【介護する人も、心穏やかに暮らすために】
介護をしていると、
「自分の時間がなかなか取れない」
「ちょっと疲れてしまった」
「誰かに話を聞いてほしい」
そんな気持ちになることはありませんか?
介護のことだけでなく、ご自身の暮らしや気持ちを整えることも大切です。
初回30分無料お話し会では、
日頃の小さな悩みや気になることを、気軽にお話しいただけます。
答えを急がず、まずは一緒にお話しすることから始めてみませんか?