実家の生前整理で大切にしたいこと

心穏やかに、家族の笑顔を守るお手伝い
暮らしのトータルサポートKOKUYA
心穏やかな暮らしのアドバイザー

伊東眞理子です

生前整理・在宅介護・愛犬の介護など
私自身の経験をもとに
暮らしを整えるヒントをお伝えしています。

<実家の生前整理シリーズ>
「物・心・情報を整えてこれからを心豊かに」
― 私と家族の生前整理 ―

実家の生前整理で大切にしたいこと

物・心・情報・家を整えて、これからを心豊かに

母との生前整理を振り返ると、
最初からうまくいっていたわけではありません。

「あなたにとってはゴミでも、お母さんには大事な物なの‼」

そう母に言われたこともありました。

親子だからこそ、
つい「捨てればいいのに」「どうして片付けないの」と言ってしまう。

私にもそんな経験があります。

でも、その母が、
私たちと一緒に暮らすことを決めたとき、
自分の手で見事に生前整理をしました。

残す物。
手放す物。
人に譲る物。

一つひとつ、自分で決めていきました。

さらに母は、
預金や保険、遺産分割などについても、
私たちが困らないように話してくれていました。

母が亡くなったあと、

「やってくれていて、本当によかった」

と何度思ったことでしょう。

実家の生前整理は「物」だけではありません

この経験から私が感じているのは、

実家の生前整理とは、
単に家の中の物を減らすことではないということです。

物を整える

何を残し、何を手放すのかを自分で選ぶ。

心を整える

これまでの人生を振り返り、大切にしてきたものを確認する。

情報を整える

預金や保険、大切な書類、家族に伝えておきたいことを整理する。

そして、

家を整える

親が住まなくなったあと、
実家そのものをどうするのか考えておく。

この4つがつながって、
「実家の生前整理」になるのではないかと思っています。

これまで、実家の生前整理について
私自身の経験を交えながらお伝えしてきました。
ここで、4回の記事をご紹介します。

実家の生前整理 4つのお話

第1回 実家の生前整理、どうしたらいい?

母から言われた、

「あなたにとってはゴミでも、お母さんには大事な物なの‼」

この一言から、親の物を整理するときに大切なのは、
まず親の気持ちを知ることだと気づきました。

第1回「実家の生前整理、どうしたらいい?」はこちら


第2回 親のやる気を左右する「言葉がけ」

「そんなのいらないでしょ」ではなく、
「一緒に少しずつやろう」。

親子だからこそ難しい、生前整理での言葉の選び方についてまとめています。

第2回「親のやる気を左右する言葉がけ」はこちら


第3回 やってくれてよかった、母の生前整理

あれほど物を手放すことが苦手だった母が、
自分で残す物、手放す物を決めていきました。

さらに預金や保険などの情報も整理してくれていました。

母が亡くなったあと、私は何度も
「やってくれていてよかった」と思いました。

第3回「やってくれてよかった、母の生前整理」はこちら


第4回 実家を「空き家」にしないために

物を整理したその先にあるのが、
「親が住まなくなったあと、この家をどうするのか」という問題です。

実家そのもののこれからを考えることも、生前整理のひとつではないでしょうか。

第4回「実家を空き家にしないために」はこちら

親が元気な今だからできること

生前整理の話は、
親が元気なうちはなかなか切り出しにくいものです。

「まだ早いよ」
「縁起でもない」

と言われるかもしれません。

でも、本当に大切なのは、
すべてを今すぐ片付けることではありません。

「これは大切なの?」
「この家はこれからどうしたい?」
「何か私たちに伝えておきたいことはある?」

そんな小さな会話から始めればいいのだと思います。

親が自分で考え、
自分で選び、
自分の言葉で伝えられる。

その時間があること自体が、
とても大切なことなのではないでしょうか。

家族が笑顔でいられるために

母との生前整理では、
私自身、たくさん失敗しました。

でも、その経験があったからこそ、

生前整理は「片付けさせること」ではない

と気づくことができました。

親の人生を大切にしながら、
これからの暮らしを一緒に考えること。

そして、いつか残される家族が、
困ったり争ったりすることを少しでも減らしておくこと。

それが実家の生前整理なのだと思います。

全部を一度にやらなくても大丈夫。

まずは実家に帰ったとき、
親御さんと一つだけ話してみませんか。

「これ、大切な物なの?」

そこから始まる小さな会話が、
家族みんなのこれからを心穏やかにする
最初の一歩になるかもしれません。

生前整理は、
「いつか」ではなく「思い立ったとき」が、はじめ時

これからも、
暮らしと心が少し整うお話を
ゆっくりとお届けしていきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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