福島県石川町の終活、生前整理、整理収納
片付トータルサポートKOKUYA代表
生前整理アドバイザー&生前整理診断士
伊東眞理子です
父の遺言書に助けられて思うこと
皆さんは、
ご自分の「もしもの時」のことを
家族と話したことがありますか?
「遺言書を書いておいた方がいい」
そう言われても、
「まだ早い」
「書くほどの財産なんてない」
「なんとなく縁起が悪い」
「難しそう」
そんなふうに感じる方も
多いのではないでしょうか。
私も、遺言書というと
少し身構えてしまうものだと思います。
でも私には、
「書いて残しておくことは大切なんだ」
と実感した経験があります。
父は、ある日突然亡くなりました。
気持ちの整理もつかないまま葬儀を終え、
父の机のまわりを整理していた時のこと。
そこで見つけたのが、
父が自分で書いた遺言書でした。
まさか父が
そんなものを残していたとは思ってもいませんでした。
すべて手書きされた文字を見ながら、
「どんな気持ちで書いたのだろう」
と思ったことを今でも覚えています。
父が株を持っていたことは知っていましたが、
詳しいことまでは家族も分かっていませんでした。
でも、父が自分の財産や希望について
きちんと書き残してくれていたことで、
亡くなった後、私たち家族はずいぶん助けられました。
一方、母を見送った時には、
兄とこれからのことについて話す時間がありました。
父の時とは状況が違いましたが、
お互いに話し合い、
納得できる形で進めることができました。
二人を見送った経験から思うのは、
「書いて残しておくこと」と
「家族で話しておくこと」
どちらも大切だということ。
遺言書があれば、
本人の意思を確認する大きな助けになります。
でも、遺言書だけですべてが解決するとは限りません。
家族がどんな思いを持っているのか。
自分はどうしたいのか。
元気なうちに少しでも話しておくことが、
残された家族の安心につながるのだと思います。
とはいえ、
「さあ、遺言書を書きましょう」
と言われても、
やっぱりハードルは高いですよね。
だから、いきなり正式な遺言書を書くことから
始めなくてもいいのではないでしょうか。
まずは、
「私はこうしたいと思っている」
「こんなものがここにある」
「もしもの時はこうしてほしい」
そんなことを家族と話してみる。
そして、
自分の気持ちを書き出してみる。
そこから始めてもいいと思います。
もちろん、
法的な効力を持つ遺言書を作る場合には
決められた形式があります。
必要に応じて専門家へ相談することも大切です。
でもその前に、
自分はどうしたいのか。
家族に何を伝えておきたいのか。
そこを考えることが
最初の一歩なのではないでしょうか。
父が残してくれた遺言書。
そして、母を見送った後の家族との話し合い。
どちらの経験からも私は、
思いや情報を伝えておくことの大切さ
を教えてもらったように思います。
生前整理は、
物を片づけることだけではありません。
自分の思いや情報を整理し、
大切な人へ伝えておくことも
生前整理の一つです。
遺言書は少しハードルが高い。
だからこそまずは、
家族と話すことから始めてみませんか。
気になる方はお問い合わせください
最後までお読みいただきありがとうございました