心は、過去とつながっている

心穏やかに、家族の笑顔を守るお手伝い
暮らしのトータルサポートKOKUYA
心穏やかな暮らしのアドバイザー

伊東眞理子です

※このシリーズは、実際の介護経験をもとにお届けしています

笑顔を守る介護のために
〜心を支える関わり方〜④

心は、過去とつながっている

母はこの頃、
よく昔の話をするようになっていました。

特に、若い頃に仲の良かったお友達のこと。

「陽子さんも冨久ちゃんも、私より若いのに先に亡くなっちゃって…」

そう話す母の表情は、
どこか寂しさを含んでいました。

かつて「三婆烏」と呼ばれた3人。
旅行に行ったり、家に集まって笑い合ったり——
その時間は、母にとってかけがえのないものだったのでしょう。

またある日、ふと出た方言の言葉。

「まぶってくれてありがとう」

聞き慣れないその言葉は
“守ってくれてありがとう”という意味でした。

長い年月の中で積み重ねてきた記憶や言葉。

それは、年齢を重ねても
しっかりと心の中に残り続けているのだと感じました。

さらに、手を握ったときにふとこぼれた一言。

「温かい手はお父さんに似てる」

その言葉に、
母の中にある記憶と想いの深さを感じました。

人の心は、今だけでできているのではなく
これまで生きてきた時間とつながっている。

だからこそ——
昔の話に耳を傾けることは
その人の心に寄り添うことでもあるのだと思います。

思い出を話す時間は、
その人の心を支える大切な時間です。

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次回は
「これからを受け入れるということ」
を、お話しさせていただきます。

シリーズ一覧
こちらの

「笑顔を守る介護のために〜心を支える関わり方〜」は
全5回のシリーズでお伝えします。

第1話:一緒にいるのに、なぜ寂しい
第2話:「ありがとう」が言える人は強い
第3話:笑いがある介護は、なぜ救われるのか
第4話:心は、過去とつながっている
第5話:これからを受け入れるということ
最終回・まとめ

【プロフィール・想い】

はじめまして
暮らしのトータルサポートKOKUYA
伊東眞理子です

在宅介護・生前整理・お部屋づくりを通して
「心穏やかに暮らせる環境づくり」をお伝えしています

私自身、家族の在宅介護を経験する中で
「どう関わるか」で心の状態が大きく変わることを実感しました

今回のシリーズも
そんな日々の中で、母から教えてもらった大切なことです

介護は、正解がないからこそ悩みます

だからこそ
「一人で抱え込まないこと」も大切にしてほしいと思っています

現在、在宅介護のお部屋づくりや心の整え方について
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最後までお読みいただきありがとうございました

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