デイサービスの一日

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暮らしのトータルサポートKOKUYA
心穏やかな暮らしのアドバイザー

伊東眞理子です

デイサービスの一日 〜母の場合〜

「デイサービスに行きたくないのよね…」

母はよくそう言っていました。

特にお風呂があまり好きではなかった母にとって、
デイサービスでの入浴は気が進まないことだったのかもしれません。

それでも、自宅での入浴が少しずつ難しくなってきたため、
週に2日、朝から午後2時頃まで、
デイサービスを利用していました。

母の場合は、
朝一番に行って、
午前中に入浴をし、
お昼をいただき、
少し休憩をして帰宅するという、
少し短めの利用スタイルでした。

でも…

おやつの時間だけは別だったようです(笑)

職員さんから、

「お食事は残されることもあるのですが、
おやつは毎回きれいに召し上がるんですよ」

と言われて思わず苦笑い。

母はよく、

「お昼はあまりおいしくないのよね…」

と言っていましたが、
おやつはしっかり完食。

“やっぱりねぇ〜”と思いながらも、
お腹のことを考えると少し心配にもなったことを思い出します。

そんな母でしたが、
デイサービスで髪をカットしていただいたこともありました。

ところが…

帰宅した母を見てビックリ。

私の言葉で言うところの
「年寄りカット」になっていたのです。

後ろはかなり短く、
耳もすっきり見えるショートスタイル。

もともとの母は、
少し長めでふんわりした髪型が好きでした。

「長めでお願いします」と伝えたつもりだったのですが、
想像以上に短くなっていて、
正直かなりショックでした。

でもそんな時も母は、

「髪は伸びるから大丈夫よ」

と笑っていました。

人を責めない、
母らしい言葉だったなと思います。

もちろん、
デイサービスでカットまでしていただけること自体は本当にありがたいこと。

だからこそ、
次回はもっと細かくお願いしようと思った出来事でもありました。

*心穏やかな介護を行うヒント投稿
りと上手に付き合うコツ

デイサービスでは、
おやつの時間のほかにも、
ミニ体操や手作業の時間がありました。

でも母は、
みんなで作品を作ったりすることは少し苦手だったようです。

どちらかというと、
本を読んだり、
静かに過ごしたかった人でした。

私は時々、

「みんな同じことをしなくても、
それぞれ好きな過ごし方でいいのではないかな」

と思うことがありました。

ただ、
おしゃべりは好きだったので、
他の利用者さんや職員さんと会話をしていたようです。

その姿を聞くと、
少し安心したことを覚えています。

今、夫もリハビリ通所に通っています。

最初はあまり乗り気ではありませんでしたが、
今では「月曜日はリハビリの日」と思っているようです。

でも、
会話は少し苦手そう。

ここにも、
人それぞれの性格が出るものだなぁと感じています。

母がデイサービスへ行く日は、
私たち夫婦にとっても、
まとめて用事を済ませる日でした。

慌ただしくはありましたが、
お互いに気分転換にもなっていたように思います。

デイサービスは、
「みんなと同じように楽しめる人」だけの場所ではなく、

その人らしく、
無理なく過ごせる場所であってほしい。

母の姿を見ながら、
そんなことを感じていました。

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わが家の在宅介護は、こうして始まりました

第1回:なぜ在宅介護を選んだのか
~「施設」ではなく「家」を考え始めた日~
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第2回:最初に感じた不安と戸惑い
~何から始めたらいいのかわからなかった~
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第3回:介護が始まって気づいた「家の中のこと」
〜母の在宅介護で見直した部屋づくり〜
こちらから

第4回:それでも在宅介護を続けようと思えた理由
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第5回:シリーズまとめ
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最後までお読みいただきありがとうございました。

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