福島県石川町の笑顔で心豊かな人生の整え人
介護、生前整理、整理収納、防災のライフナビゲーター
住まいのトータルサポートKOKUYA代表
伊東眞理子です
「リビングウィル」
〜自分の想いを伝えるために〜
「リビングウィル」という言葉を聞いたことはありますか?
「生前の意思表示書」や「尊厳死宣言書」とも呼ばれています。
病気やケガなどで自分の意思を伝えられなくなった時、
「延命治療を希望するか」「どのような最期を迎えたいか」などを、
あらかじめ家族や医療関係者に伝えるための大切な書面です。
■ リビングウィルが大切な理由
介護の現場では、突然「ご家族の希望は?」と聞かれることがあります。実際に訪問医に最初に聞かれました。
しかし、その瞬間に判断するのは本当に難しいものです。
「本人はどう思っていたのだろう」
「これでよかったのだろうか」
そう悩み、迷い、後悔してしまう家族も少なくありません。
リビングウィルは、そんな迷いを減らし、
本人の想いを尊重した選択ができるようにするための“心の支え”です。
■ 書いておくことで変わること
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ご家族の不安や迷いが軽くなる
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本人の「生き方」「最期の迎え方」を明確にできる
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医療・介護チームとの話し合いがスムーズになる
リビングウィルは「延命をする・しない」という選択だけでなく、
「どんな環境で過ごしたいか」「誰といたいか」といった、
“自分らしく生きる”ための想いを形にすることでもあります。
■ 介護とのつながり
リビングウィルは介護が始まる前から考えておくのが理想ですが、
介護の途中からでも決して遅くはありません。
むしろ介護を通して、
「どう生きたいか」「どう最期を迎えたいか」に気づく方も多いのです。
介護は“命をつなぐ時間”
リビングウィルは“想いをつなぐ言葉”
その二つが重なることで、介護はよりあたたかな時間になります。
■ わたしノートというかたちで
私は、このリビングウィルの考え方をもとに
“自分の想いをやさしく綴れる「わたしノート」”
を作りました。
形式ばった書面ではなく、
日々の想いや感謝の言葉、家族へのメッセージなどを
気持ちのままに書けるようにしています。
このノートは、
「わたしの生き方ノート」であり、
「心の整理ノート」であり、
「家族へのバトン」でもあります。
書くことで、自分の心が整い、
大切な人たちとの対話のきっかけにもなります。
「もしもの時のために」ではなく、
「これからをより自分らしく生きるために」。
そんな想いを込めて、わたしノートを活用していただけたら嬉しいです。
エンディングノートとの違い
エンディングノートは、財産・葬儀・相続など
“人生の終わりに備えるためのノート”です。
一方で「わたしノート」は、
“これからをどう生きたいか”を考えるためのノートです。
これまでの歩みを振り返り、
「ありがとう」や「これからやってみたいこと」を書き留めながら、
心の中をゆっくり整理していきます。
ノートを書く時間そのものが、
自分の生き方を見つめ直す大切なひとときになります。
■ 最後に
リビングウィルは“死を考えるため”のものではなく、
“どう生きたいかを考えるため”のもの。
介護をする方も、される方も、
お互いが安心して笑顔で過ごせる時間を守るために、
一度、リビングウィルや「わたしノート」について話してみてください。
母を5年、愛犬を12年介護し、今夫の介護が始まりました。
介護でも母の介護と夫の介護では全然違うと感じてます。
介護は辛い・暗いのイメージを、笑顔で明るく自分らしい介護に変えていく家族の介護方法をお伝えしております。
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お申込みをいただいた方には
オリジナルの「わたしノート」をプレゼントさせて頂きます。
最後までお読みいただきありがとうございました