福島県石川町の笑顔で心豊かな人生のお手伝い
介護、生前整理、整理収納、防災ライフナビゲーター
住まいのトータルサポートKOKUYA代表
介護インストラクター&生前整理診断士&防災共育管理士
伊東眞理子です
介護で使ってよかった福祉用具4選
介護が始まったとき、母も私も「これは使ってよかった」と心から思えた福祉用具があります。
それは 杖・車椅子・介護用ベッド・手すり です。
いいえ、“安心を支えるパートナー”
介護が始まるときに、まず取り入れやすい福祉用具が「杖」だと思います。
母は「転んで迷惑をかけるより、杖を持つ方がずっといい」と言って、わりと早くから杖をついて歩いてました。
その言葉を聞いて、私も本当にその通りだと思いました。
実際、今、私自身も足を痛めて杖のお世話になることがあります。
身体を安定させて歩けることの安心感を実感しています。
杖は「老いの象徴」ではなく、安心と自立を守る大切な道具。
一本の杖があることで、外出や室内の移動がずっと楽になり、安心感が広がります。
ー介助式と自走式の違いー
車椅子を購入しようと決めた時、どこで購入したらよいか分からずネットで購入してしまいましたが、実際は、福祉用具屋さんで身体に合ったモノを選んでいただき購入することがお勧めです。
実際に使ってみると「こんなに行動範囲が広がるのか」と驚きました。
車いすには 介助式 と 自走式 があります。
介助式は折りたたんでも大きめですが、安定感があり安心。
自走式は軽量ですが、砂利道や段差では介助が必要でした。
母と一緒に車いすであちこち出かけた日々は、今でも大切な思い出です。
車いすは「移動手段」だけでなく、外の空気を一緒に感じられる道具でもありました。
― 介護ベッドで変わる毎日―
母が「これは本当に助かる!」と喜んだのが、介護用ベッドでした。
起き上がりや寝返りがしやすく、介護する側の私の腰痛予防にもつながりました。
マットレス選びもとても大切です。
褥瘡が出そうなときにウォーターマットを試しましたが、母には安定感がなく合わず、すぐ返却しました。オムツ交換もやりにくかったです。
レンタル製品ではお試しができるので、その人に合ったものを選べるのが大きなメリットです。
介護ベッドは「寝るため」だけではなく、安心して一日を始めるためのサポートでもありました。
― 手すりの大切さ―
家に手すりを取り付けるときは、実際に母に歩いてもらいながら「ここにあると安心」という場所を探しました。
高さも母に合わせて調整。
取り付けの際には、壁の強度を確認することも大切です。
手すりはただの棒ではありません。
「ここにつかまれる」という安心感が転倒を防ぎ、自分で歩ける力を支えてくれます。
日常の中で「自分でできる」気持ちを守ってくれるのが、手すりの大きな役割でした。
次回からシリーズで一つ一つの福祉用具についてお伝えさせて頂きます
母を5年、愛犬を12年介護し、今夫の介護が始まりました。
介護は辛い・暗いのイメージを、笑顔で明るく自分らしい介護に変えていく
介護方法をお伝えしております。
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最後までお読みいただきありがとうございました