老犬の歩行ケア【愛犬リーチの介護実体験】いつまでも一緒に散歩を

福島県石川町の笑顔で心豊かな人生のお手伝い

介護、生前整理、整理収納、防災ライフナビゲーター

住まいのトータルサポートKOKUYA代表

介護インストラクター&生前整理診断士

伊東眞理子です

老犬の歩行ケア【愛犬リーチの介護実体験】いつまでも一緒に散歩を


こんなお悩み、ありませんか?
  • 愛犬が年を重ね、歩きづらそうにしている

  • 足腰が弱くなり、よろけたり、立ち上がれなくなってきた

  • 動かなくなったとき、どんなリハビリや治療があるのか知りたい

  • お散歩に行けなくなって、どうすればよいかわからない

私の愛犬リーチも、ある日動物病院で突然椎間板ヘルニアになって、後ろ足が動かなくなりました。
でも、あきらめないでほしいんです。
「もう歩けない」と言われたあとでも、できることはたくさんあります。


後ろ足が効かなくなって、私がまずしたこと

① 鍼治療(はりちりょう)

動物雑誌で“鍼治療で回復した”という記事を見て、すぐに専門の先生を探しました。
不安な気持ちを抱えながらも通い始めると、リーチの表情が少しずつ明るくなり、
後ろ足はズリズリでも前足で前に進めるようになったんです

「後ろを向かずに、今できることを」――私自身もリーチが不安にならないよう気持ちを前向きにしようと思えるようになりました。

② リハビリ

前にお世話になったドックトレーナーの先生にリハビリをお願いしました。
足の屈伸やマッサージをして頂き、私も教えて頂きやりました。
無理せず、その子に合わせてゆっくりと。
「今日もできたね」「頑張ったね」と声をかけながら続けることが大事です。


実家の長い廊下が、最高のリハビリ場所に

しかし、リーチにとっての最高のリハビリは実家の長い廊下でした。

① 畳やマットは、実は歩きにくいことも

滑り止めに良いと思っていた畳やマット。
でも、元気なワンちゃんにはいいけれど、足が動かしづらい子には引っかかってしまうことがあります。
リーチは擦れてしまい、足が血だらけになってました。
足を粘着包帯でカバーしてあげてもすぐ取れてしまい、だんだんにはマメになってました。

② 段差のない「つるつるの板の間」が意外と◎

意外だったのは、滑りやすいと思っていた板の間でスイスイ動けたこと。
足の裏を引きずるリーチにとって、引っかかりが少なく、スムーズに進めたんです。

その子に合う環境って、思い込みじゃなく実際に試してみることが大切だと実感しました。


足腰が弱くなったワンちゃんのためのグッズ

① 犬用カート(少し大きめサイズがおすすめ)

外の空気を感じれるお散歩や出かけるときには、犬用カートがとても便利でした。
少し大きめのカートだと、寝たままでも楽な姿勢で乗せられます。
窓付きの方が寝ながらでも外が見れてリーチは良かったようです♡

犬用カート一例
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② 犬用車いす+ハーネスセット

車いすだけでは動けない子も、ハーネスで飼い主さんがサポートするとスムーズに歩行可能です。
飼い主さんは腰を痛めないよう姿勢の調整はきちんとすることが大切です。
リーチは車椅子を叔父に作ってもらったのですが、最期まで嫌がり使うことはありませんでした(笑)

後ろ足補助器具一例
https://m.media-amazon.com/images/I/71Z2KDEGBLL._AC_SX679_.jpg


そのほかに、介護であると便利なもの

① 大判の身体拭き用ウェットシート

お散歩が減ると、どうしても身体が汚れがちになります。
犬用の大判身体拭きシートは、サッと拭けて肌にもやさしいのでおすすめです。

清拭シート一例
https://m.media-amazon.com/images/I/613kSbSpq1L._AC_SX679_.jpg

② 寝やすいベッド(低反発 or クッション性のあるもの)

関節や背中に負担がかからないように、柔らかくて沈みすぎないベッドを用意しました。
トンネルベットもかなり愛用しました。もぐって中でうまい具合に方向転換をするのを見ては、足の不自由さを感じさせない姿に感無量でした。
寝たきりになってからも、快適な寝姿勢は大切です。

寝やすいベット一例
https://emoor.itembox.design/product/096/000000009632/000000009632-01-l.jpg?t=20250725174656


まとめ 〜介護は「一緒にできること」を見つける時間〜

リーチの後ろ足が動かなくなったとき、**もう歩けないんだ…**と落ち込みました。
でも、あきらめなかったからこそ、できたことがたくさんありました。

お散歩も、食事も、寝ることも…
その子に合った方法を工夫することで、笑顔の時間が増えていきます。

介護は、たいへんなこともあるけれど、
**「今できることを一緒に見つけていく時間」**でもあります。

どうか、あなたと愛犬の時間が、やさしく穏やかなものでありますように。


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