福島県石川町の笑顔で心豊かな人生のお手伝い
介護、生前整理、防災ライフナビゲーター
住まいのトータルサポートKOKUYA代表
伊東眞理子です
老犬の食事ケア方法【愛犬リーチの介護実体験】生きるための食事の工夫
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最近、シニアの愛犬の食欲が落ちてきた
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固いドッグフードを残すようになった
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好き嫌いが出てきて、何を食べさせればいいのかわからない
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食べてくれないと不安でたまらない
愛犬の介護が始まると、「食べること」がとても大切なテーマになります。
私自身、12年間介護したリーチとの日々の中で、食事の大切さを実感しました。
椎間板ヘルニアで後ろ足が動かなくなったリーチ。
最初は戸惑い、何をどうすればよいのかわかりませんでした。
それでも毎日の食事は、「今日も元気でいてくれるかな」と確認するような、大切な時間でした。
体調にムラが出たり、食欲が落ちる日もありましたが…
「食べてくれた」
それだけで、ほっと胸をなでおろしたものです。
① ドッグフードを消化の良い療法食に
かかりつけの動物病院から勧められた、消化の良い療法食を使っていました。
療法食は栄養バランスも良く、ヘルニア後のケアにも適していたと思います。
② フードはふやかし、野菜やたんぱく質を追加
14歳ごろからは固いフードは噛みにくくなってきたため、ぬるま湯でふやかして与えていました。
そこに
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茹でたキャベツ(細かく刻んで)
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ササミ(しっかり火を通して細かく)
等を混ぜて、リーチが喜んで食べられる工夫をしていました。
「食べやすい・消化しやすい・おいしい」を心がけていました。
③ おやつは柔らかめに、好きなものを少しずつ
おやつは
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蒸したさつまいも(甘くて大好き)
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やわらかいドッグ用クッキー
など、リーチの“お気に入り”を中心にしていました。
「食べたい」という気持ちを大事にしながら、無理せず少しずつ。
愛犬の状態に合ったフード選びはとても重要です。
消化器サポートやダイエットフードなどがよく食べられています
一例として
【療法食】
● ロイヤルカナン 消化器サポート低脂肪
● ヒルズ プリスクリプションダイエット w/d
【ふやかしやすいおやつ】
● 蒸しさつまいも(無添加の市販パック)
● ボーロや小粒のやわらかめトリーツ(シニア犬向け)
※必ず獣医師さんと相談して、その子に合う食事を見つけてあげてくださいね。
介護中でも、食べてくれるだけで元気をもらえる。
リーチが好きな匂いに反応して顔を上げたときの表情…
「生きる力」を教えてくれた瞬間でした。
ごはんの時間は、介護生活のなかでいちばん“普通の幸せ”を感じられる時間だったと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
介護中の「ごはん」の工夫は、誰もが悩む大切なテーマです。
そんな日々を少しでも楽に、心あたたかく過ごせるように、犬の介護講座を開いています。
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