福島県石川町の笑顔で心豊かな人生のお手伝い
介護、生前整理、整理収納ナビゲーター
住まいのトータルサポートKOKUYA代表
介護インストラクター&生前整理診断士伊東眞理子です
リーチの介護が始まってから、「食べること」の大切さをあらためて感じるようになりました。
ドックフードは、初めは病院お勧めのドライのドックフードを食べさせてました。
リーチは本当によく食べる子で、嫌がらずに食べてましたが…
ヘルニアの影響や年齢とともに、体調にもムラが出るようになり、食欲が落ちる日もありました。
ある時からは、固いフードが食べづらくなり、ふやかしたり、柔らかい手作りごはんに変えたりと、リーチの様子を見ながら毎日工夫していました。
どんな食材なら食べてくれるか?
どんな状態なら口にしてくれるか?
私にとって“毎日の小さな挑戦”でした。
最期の方は手にフードを乗せてなめさせたり、抱っこしながら食べさせたり…。
「今日もちゃんと食べてくれた」
それだけで、ほっと胸をなでおろした日もありました。
とくに嬉しかったのは、好きな匂いにはちゃんと反応して、顔を上げてくれたこと。
その表情を見るたびに、「生きる力」ってこういうことなんだなと思いました。
療法食にささみや茹でたキャベツを刻んだ物を混ぜたり、おやつには大好物のさつまいもを食べさせてたりと、食べてくれるなら…とあまくなってしまうこともありました。
でも、私はそれでよかったと思っています。
何より大事だったのは「リーチが喜んで食べること」だったから。
食べることは、生きること。
ご飯の時間は、介護生活の中でいちばん“普通の幸せ”を感じられる瞬間でした。
最後までお読みいただきありがとうございました
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