福島県石川町の笑顔で心豊かな人生のお手伝い
介護、生前整理、整理収納、防災のライフナビゲーター
介護インストラクター&生前整理診断士&防災共育管理士
住まいのトータルサポートKOKUYA代表
伊東眞理子です
老犬の排泄ケア方法【愛犬リーチの介護実体験】圧迫排尿のコツとケア用品
愛犬の後ろ足が急に動かなくなって、排泄のケアが必要になった時、「どうしたらいいの?」「私にできるの?」と不安になりませんか?
私も愛犬リーチが椎間板ヘルニアで歩けなくなった時、同じ気持ちでした。
でも、介護生活を通して学んだことがあります。完璧を目指さなくても、愛情があれば必ずできます。
介護関連資格を持ち、実際に母の介護も経験している私が、愛犬リーチの介護体験から学んだ「排泄ケアのコツ」をお伝えします。
愛犬リーチが椎間板ヘルニアになって変わったこと
リーチの後ろ足が動かなくなってから、排泄のケアが必要になりました。
椎間板ヘルニアの影響で、おしっこは神経がうまく働かず、膀胱に溜まると自然にたれ流しになってしまいます。
そのため、定期的に「おしっこ絞り(圧迫排尿)」が必要になりました。
【①圧迫排尿のやり方とコツ】
お腹を優しく押して膀胱からおしっこを絞り出してあげる「圧迫排尿」が必要になりました。
具体的なやり方:
- 犬の膀胱の位置(お腹の下の方)を確認
- 両手で優しく、でも一定の圧力をかける
- 2-3時間おきに実施
夫がこのケアがとても上手で、コツを掴んでくれたので本当に助かりました。一人では難しい作業なので、家族の協力は不可欠です。
私が外出する時は、母や義姉が代わりにやってくれることもあり、本当にありがたかったです。
【②うんちの処理と清拭の工夫】
うんちのほうは…正直大変でした。うんちを絞り出すことは出来ないのでそれこそたれ流し。匂いで気づいたり、気づいたときには踏んでしまっていたり、すぐに拭いて清潔を保つようにしてましたが、掃除が大変でした。
リーチはお腹が丈夫だった点は助かりました(笑)
処理袋一例
https://m.media-amazon.com/images/I/71hcwin3M2L._AC_SX679_.jpg
清拭シート一例
https://m.media-amazon.com/images/I/613kSbSpq1L._AC_SX679_.jpg
【③家族みんなでサポートする方法】
フローリングは、だんだん艶がなくなっていって…でも、そんなことは気にならなかったんです。
「また動けるようになってくれた」「一緒にいられるだけで嬉しい」
そんな気持ちの方がずっと大きくて、手間や大変さは自然と受け入れられていました。
ちょびちょび出てしまうことも多々あり、ペット用のケア商品には助けられました。
【犬用除菌ウェットティッシュ(大判タイプ)】
タオルや雑巾よりも断然便利でした。
- 除菌効果があるので衛生的
- 使い捨てなので洗濯不要
- 大判の方が作業しやすい
【防臭効果のあるゴミ袋】
使用済みのウェットティッシュや汚れ物を入れるのに必須です。
やはり防臭効果のある袋はお勧めです。私はbossを使用してました。
【ペット用防水シート】
床の保護に役立ちました。
赤ちゃんのケアと本当に同じですね。
排泄ケアは、慣れるまでは本当に大変です。体力的にも、精神的にも負担が大きいのが現実です。
介護関連資格を持ち、実際に家族の介護も経験している立場からお伝えしたいのは、決して一人で抱え込まないでくださいということです。
心が楽になるポイント:
- 完璧を求めすぎない
- 家族みんなで分担する
- 小さな改善も自分を褒める
- 疲れた時は休憩する
ペットは家族です。家族みんなで介護することが、ワンちゃんにとっても幸せなことです。
まとめ:一人で抱え込まず、その子らしく過ごせることを大切に
少しずつで大丈夫です。「完璧」を目指さず、「その子らしく、穏やかに過ごせること」を大切にしてください。
大切なのは:
- 愛犬との残された時間を大切にすること
- 介護者自身の心と体のケアも忘れないこと
- 一人で悩まず、誰かに相談すること
もし、ペットの介護や家族の介護でお悩みでしたら、介護インストラクターの私がサポートいたします。
こんな方におすすめ:
- ペット介護の具体的な方法を知りたい
- 介護疲れで心が辛い
- 家族との協力体制を作りたい
- 介護と仕事の両立に悩んでいる
一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。
【お問い合わせ】