笑顔で心豊かな人生を整える
介護・生前整理・整理収納・防災のライフナビゲーター
福島県石川町 くらしのトータルサポートKOKUYA代表
伊東眞理子です
食事とおやつケア
〜シニア期の“食べる喜び”を大切に〜

年を重ねると、人と同じように犬や猫たちも
食事の量や好みが少しずつ変わっていきます。
「今まで大好きだったのに、急に食べなくなった」
「ご飯の時間なのに、口をつけない」
そんな時期が来ることもあります。
けれど、食べることは生きること。
シニア期になっても“食べる楽しみ”を守る工夫が
介護の中でとても大切になります。
リーチのごはん時間
愛犬リーチは、本当に食いしん坊でした。
どんなときもご飯を見せると飛んできてくれて、
「まだ食べるの?」と思うほど元気いっぱい。
おやつは犬用クッキーも、さつまいもも大好きでした。
特に、茹でたさつまいは、いつもおかわりを催促してました。
さつまいも好きの母と一緒によく食べてました(^^♪
ご飯は基本ドライフードでしたが、
かかりつけの獣医さんの勧めで、
歳を重ねてからは免疫をサポートする療養食に変えました。
最期の方には、お湯でふやかして柔らかくし、
細かく切ったキャベツやささみを混ぜてあげていました。
食べる力が弱って勢いがなくなっても
一生懸命食べてくれたのを今でも覚えています。
最期の頃は私の手からなめさせることもありました。
食いしん坊が食べれなくなっていく姿は辛かった…
シニア期の食事の工夫ポイント
1️⃣ 柔らかく、香りを立たせてあげること
お湯やスープでふやかすと香りが増し、食欲も刺激されます。
2️⃣ 消化の良い素材を使うこと
ささみ・さつまいも・かぼちゃなど、胃腸に優しい食材を。
3️⃣ 水分補給を忘れずに
お水が飲みにくくなる子も多いので、
スープご飯やゼリー状の水分補助を取り入れるのもおすすめです。
4️⃣ 「一緒に食べる」時間を楽しむこと
人が食卓にいるだけで安心し、自然と食欲が戻ることもあります。
おやつは“ご褒美”と“コミュニケーション”
おやつは栄養よりも心の栄養。
「今日も頑張ったね」「ありがとう」と声をかけながら
手から渡してあげると、それだけで笑顔になります。
リーチにとっても、
おやつの時間は“言葉を超えた会話の時間”でした。
「おやつよ~」と声をかけると喜んで近づいて来てました。
おわりに
歳を重ねても「食べることの幸せ」は変わりません。
どんな食べ方でも、どんな量でも、
その一口に愛情がこもっていれば、それが何よりのごちそうです。
愛犬の“食べる力”を信じながら、
今日も一緒に温かいごはん時間を楽しみましょう♡
突然、椎間板ヘルニアで後ろ脚が動かなくなった愛犬と向き合いながら、12年間介護の日々を過ごしてきました。
12年間のなかで見つけた、介護の小さな工夫や愛犬との心のふれあいを
綴りながら、あなたと愛犬との時間をあたたかくやさしく包むお手伝いができればと思い、犬の介護に関する講座や情報をお届けしています。
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