笑顔で心豊かな人生を整える
介護・生前整理・整理収納・防災のライフナビゲーター
福島県石川町 くらしのトータルサポートKOKUYA代表
伊東眞理子です
老犬・老猫の冬支度
〜寒い季節を穏やかに過ごすために〜

朝晩の冷え込みが強くなってきました。
この時期になると、人と同じように
犬や猫たちも「寒さ」が体にこたえる季節になります。
若い頃は平気だった子でも、
年を重ねるにつれて体温調整がうまくできなくなり、
寒さで体がこわばったり、食欲が落ちることもあります。
あたたかい居場所づくり
まずは、お部屋の温度と寝床の見直しから。
床に直接寝ると底冷えしてしまうので、
フローリングの上にはマットやカーペットを敷き、
その上にベッドを置いてあげましょう。
電気毛布やペットヒーターを使う場合は、
「温まりすぎ」に注意して、
触ってぬくもりを感じるくらいの温度を目安に。
毛布を少し重ねるだけでも、
体がほっとするあたたかさになります。
リーチとの冬の思い出
愛犬リーチも、寒がりでした。
もともとスムースヘアだったのもありますが、椎間板ヘルニアで後ろ足が不自由だったので血行も悪かったです。
いつも炬燵の中にもぐってました。
ストーブの前にもピッタリとくっつくので、いつも注意をしてました。
「ぬくもり」があるだけで、
呼吸が落ち着き、安心したように眠る姿が印象的でした。
人の介護と同じで、
環境を少し整えるだけで驚くほど表情が穏やかになるのです。
無理のないお散歩へ
寒い日も、短い時間でいいので外の空気に触れることは大切です。
歩ける子は、日中の暖かい時間に
ほんの数分でも日向ぼっこをかねて外へ出ましょう。
脚に不安がある子は、
カートに乗せたりだっこをして、外を見せてあげるだけでも気分転換になります。
風の匂いや光を感じるだけで、気持ちが元気になるのです。
リーチもよくカートで散歩に行ってました♡
キョロキョロと周りを見る姿に癒されてました。
飼い主さん自身の冬支度も忘れずに
介護中の冬は、つい自分のことを後回しにしがちです。
でも、飼い主さんがあたたかく、元気でいることがいちばんの安心につながります。
温かい飲み物を一口飲んで、深呼吸する時間を持ってくださいね。
おわりに
「老犬・老猫の冬支度」は、
寒さから守るだけでなく、
心を落ち着かせる“やさしい季節の準備”でもあります。
ペットにとっての快適な冬は、
飼い主さんの穏やかさから始まります。
今日も、あたたかな時間を一緒に過ごせますように
突然、椎間板ヘルニアで後ろ脚が動かなくなった愛犬と向き合いながら、12年間介護の日々を過ごしてきました。
12年間のなかで見つけた、介護の小さな工夫や愛犬との心のふれあいを綴りながら、あなたと愛犬との時間をあたたかくやさしく包むお手伝いができればと思い、犬の介護に関する講座や情報をお届けしています。
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最後までお読みいただきありがとうございました