母とリーチの介護から夫の介護へ―わたしの想い―

笑顔で心豊かな人生を整える
介護・生前整理・整理収納・防災のライフナビゲーター
福島県石川町 くらしのトータルサポートKOKUYA代表

伊東眞理子です

母とリーチの介護から夫の介護へ
―わたしの想い―

そして今、夫の介護へ ― 恐れと優しさのあいだで

母やリーチの介護を経て、ようやく少し落ち着いた頃。
今度は、夫の記憶力の変化や体調の波と向き合う毎日が訪れました。

「老い」は誰にも訪れるもの。
頭では分かっていても、大切な人の変化を目の前にすると、
やっぱり胸に小さな不安が灯ります。

同じことを何度も聞いてきたり、気落ちする表情を見たり…
そんな時、私はどう向き合えばいいのだろう、と迷うこともあります。

でも、これまでの介護の経験が教えてくれたのは、
“相手を変えようとしないこと”
そして
“できていることにそっと光を当てること”

夫には自分でできることは、できるだけ任せてみる。
急がず、否定せず、まずは気持ちに寄り添う。
その積み重ねが、夫の落ち込みを和らげ、
安心につながることを少しずつ感じています。

私もせっかちなところがあり、
つい先回りして動いてしまうことがありました。
でも今は、
「自信を取り戻してもらうために、待つこともケア」
そう思えるようになりました。

これからまだ変化は続くのでしょう。
だからこそ
“今、ふたりで笑って過ごせる時間を大切にしたい”
そう感じています。

これからの暮らしに寄り添う、わたしの覚悟

夫の介護は、すぐ目前に迫っているわけではありません。
けれど、“その時”は静かに近づいてくるもの。
過去の介護を通して、
私は「備えることは恐れることではない」と知りました。

家の環境を少しずつ整えて、
心の準備も少しずつして、
暮らしの中に安心の種を増やしていく。

それは決して重たい覚悟ではなく、
「大切な人との日々を守るための、やさしい準備」
だと思っています。

完璧な介護を目指すのではなく、
できることを、できる時に、できる範囲で。
ただそれだけで十分。

これからの夫婦の毎日が
少しでも心穏やかで、あたたかいものであるように。
私はまた、介護に向き合う道を歩いていきます。

そして、
母やリーチと過ごした日々が
いつも背中をそっと押してくれている気がします。

母を5年、愛犬を12年介護し、今夫の介護が始まりました。
介護でも母の介護と夫の介護では全然違うと感じてます。
介護は辛い・暗いのイメージを、笑顔で明るく自分らしい介護に変えていく家族の介護方法をお伝えしております。
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最後までお読み頂きありがとうございました。

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