ご高齢者にベストショットアルバム

写真がつなぐ会話と思い出

～ベストショットアルバムのすすめ～

在宅介護や認知症ケアの中で、「写真」には特別な力があります。
普段は言葉が少ない方でも、昔の写真を見ると急に表情が明るくなり、饒舌に思い出を語りはじめる――そんな場面に立ち会ったことはありませんか。

写真が呼び起こす記憶

私の母もそうでした。
重い昔のアルバムをめくると、何度見ても嬉しそうに懐かしみ、毎回新鮮な反応を見せてくれました。

「この時はこうだったのよ」
「ここに一緒に行ったのを覚えている？」

ただ会話をするよりも、写真があることで母自身が自然に話し出し、私の方も知らなかったエピソードを知ることができ、とても楽しい時間になりました。

手のひらサイズのベストショットアルバム

大きく重いアルバムは扱いにくいため、母のお気に入り写真を厳選して、手のひらサイズのベストショットアルバムを作りました。

• 約30枚の写真を選び出す

• 一枚ごとにコメントを添える

• 少し飾りつけをして華やかに

そうして完成したアルバムは、母にとって宝物のような存在になりました。
同じ写真でも毎回喜んで見て、昔話に花が咲く。
まさに「心の栄養」になったのです。

写真の効果は介護する側にも

写真を見ながらの会話は、介護をする私自身にとっても嬉しい時間でした。
母の若い頃の姿を知り、家族の歴史を振り返りながら語り合うことができたのです。

「会話のきっかけづくり」としても、写真はとても役立ちます。

ベストアルバム作成講座へ

こうした体験をもとに、私は**「ベストショットアルバム作成講座」**を開いています。
ご家族や大切な方の思い出を形に残し、毎日の介護や日常の中に笑顔を増やしてみませんか？

• 思い出を一緒に選ぶ時間が楽しい

• 何度見ても新しい会話が生まれる

• 大切な方の心が穏やかに満たされる

写真を通して生まれる会話と笑顔は、かけがえのない宝物になります。

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