いさぎよかった母の生前整理

千葉県柏市の終活、生前整理、整理収納

笑顔で心豊かな人生へのお手伝い
片付トータルサポートKOKUYA代表

生前整理アドバイザー&生前整理診断士の伊東眞理子です

いさぎよかった母の生前整理

母はあとで読むからと

新聞を切り抜いて取っておくのが大好きでした

昔帰省した時

\どうせ読まないんだから捨てれば!/

言ってしまったことがありました

その時

貴女にとってはゴミかもしれないけど

お母さんにとっては大事な物なの!

ときつい口調で言われました(^^;

それからは母の物には手を付けないことにしました

そんな母が私達夫婦と柏で一緒に暮らすと決めた時

母なりに覚悟を決めたのでしょう!?

☑この新聞の切り抜きは捨てていいわ

☑この本とこの本は持って行くけど後は置いて行くわ

☑洋服類は眞理子に任せるわ

等々テキパキと整理を始め

自分の大切にしていた趣味の調度品等も選んで決めてました

それは見ている私ですら頭が下がる

いさぎよい生前整理でした

その時母は96歳でした

 

最期まで

実家の自分の部屋とは比べ物にならない狭さの自室を眺めては

この部屋良いわよねぇ~

お母さんとっても気に入っているの」

と笑顔で嬉しそうに言ってくれてました

お気に入りの物に囲まれていたからでしょう

あんなに片付けることを拒んでいた母が

片付けなくてはと覚悟をした時

スイッチが入ったのでしょうね

 

もし周りの方で片付けられない方がいたら

上から目線で「片付けろ」と言うのではなく

時間がかかっても穏やかに

大丈夫、捨てないからね

一緒にやろうかー手伝わせて

など、やる気になる寄り添いの言葉がけ

しないといけないですね

「捨てる」という言葉の代わりに「手放す」が良いですね

片付けられないのにはきっと理由もあるのです

 

母の場合は

物のない時代を経験してきたのも大きかったと思います

もったいない精神

が植え付けられているのです

先ずは話を聴いてあげることから始めてみませんか

 

最後までお読みいただきありがとうございました

 

関連記事

PAGE TOP