笑顔で心豊かな人生を整える
介護・生前整理・整理収納・防災のライフナビゲーター
福島県石川町 くらしのトータルサポートKOKUYA代表
伊東眞理子です

ゲートキーパーとしてできること
〜心のSOSに気づくやさしいまなざし〜
年齢を重ねると、身体の不調や環境の変化、孤独感などから、気持ちが沈みがちになることがあります。
「何もやる気が出ない」
「食欲がない」
「眠れない」
こうした変化は、心がそっと発している“疲れています”というサインかもしれません。
私が以前受講した「ゲートキーパー講座」では、
“命の見守り人”として、身近な人の変化に気づき、寄り添うことの大切さを学びました。
ゲートキーパーとは、特別な資格を持つ専門家ではありません。
心の不調に気づき、声をかけ、話を聴き、必要な支援につなげる人のこと。
私たち一人ひとりが、誰かの支えになることができるのです。
日常のちょっとした変化に、心のSOSが隠れていることがあります。
・食欲がなく、食事が進まない
・眠れず、夜中に何度も目が覚めてしまう
・何をしても楽しそうに見えない
・「迷惑をかけたくない」「生きていても仕方ない」などの言葉が増える
・同じ体の不調を繰り返し訴える
これらは、心が静かに助けを求めているサインかもしれません。
大切なのは、「見逃さないこと」
そして、そっと寄り添う姿勢です。
声をかけるときは、相手の気持ちが少し軽くなる言葉を。
✖「どうしたの?」
→ 〇「最近、少し元気がないように見えるけど、大丈夫?」
✖「頑張って!」
→ 〇「無理していない? よかったら少しお話ししようか」
問い詰めるのではなく、
“あなたのことを気にかけていますよ”という柔らかさを伝えることが大切です。
気づいた人が、まずは静かに話を聴く。
否定も評価もせず、「うん、そうなんだね」と受け止めるだけで、
相手の心は少しほどけていきます。
必要な場合は、
・地域包括支援センター
・かかりつけ医
・相談窓口
など、専門機関につなぐこともゲートキーパーの役割です。
すぐに解決できない時もあります。
そんな時は、無理に動かず“静かに見守る”という選択も大切。
心の不調は、言葉にできないことも多いものです。
だからこそ、周囲の温かいまなざしが大きな力になります。
あなたのやさしさが、誰かを救う力に
心が弱っているとき、人は自分から助けを求められません。
だからこそ、まわりのちょっとした気づきが、命の支えになることがあります。
・気づく
・声をかける
・聴く
・つなぐ
・見守る
この5つのステップは、誰でも今日から実践できます。
あなたの小さな気づきや一言が、
“心が軽くなるきっかけ”になるかもしれません。
わたしたち一人ひとりが、やさしい見守り人でいられたらいいですね。
介護でも母の介護と夫の介護では全然違うと感じてます。
介護は辛い・暗いのイメージを、笑顔で明るく自分らしい介護に変えていく家族の介護方法をお伝えしております。
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最後までお読みいただきありがとうございました