笑顔で心豊かな人生を整える
介護・生前整理・整理収納・防災のライフナビゲーター
福島県石川町 くらしのトータルサポートKOKUYA代表
伊東眞理子です

母とリーチの介護から
食べることは、生きること
「ご飯の時間は、笑顔の時間」
リーチはとにかく食いしん坊でした。
小さいころから食欲旺盛で、食べ終わると「おかわりは?」と
キラキラした目で私を見上げていました。
でも、年を重ねていくにつれ、
ドライフードが硬く感じるようになり、
最期の頃は老犬用フードをお湯でふやかして、
そこに茹でたささみやキャベツを刻んで混ぜてあげてました。
食べる力が少しずつ弱くなっても、
スプーンを口に近づけると、嬉しそうに舌を伸ばしてくれた姿が忘れられません。
「食べる」は、命の力を感じる時間。
どんなに小さな一口でも、それがその子の“生きようとする力”なのだと教えてもらいました。
おやつは、さつまいも🍠
リーチの大好物でした♡
茹でたさつまいもを手でほぐして、少しずつあげると
もっともっとと幸せそうに目を細めていました。

ふと思えば、母も同じでした。
おやつの定番は、やっぱりさつまいも🍠
「便秘にもいいのよ」と笑いながら、
甘い香りにほっとしていたのを思い出します。
ある時は右手に焼き芋、左手に丸い干し芋を持っていたのには、
まるで子供と笑いました(^^)
母もご飯のときは、とにかく柔らかくし、それらを細かく刻んで。
野菜ジュースも手作りで飲んでもらいました。
「おいしいね」と言ってもらえることが、何よりの励ましでした。
介護のご飯づくりは、ただの食事ではなく、
“その人(その子)らしさ”を支える時間だと思います。
食べる力があるうちは、できるだけ好きなものを。
そして、どんな形でも「一緒に食べる」ことを大切に。
リーチも母も、食卓の時間はいつも笑顔でした。
今でもその笑顔を思い出すたびに、
「ご飯って、すごいなぁ」と思います。
食べることは、生きること。
そして、誰かと一緒に味わうことは、心を満たすこと。
介護のご飯には、やさしさがたくさん詰まっています。
母を5年、愛犬を12年介護し、今夫の介護が始まりました。
介護でも母の介護と夫の介護では全然違うと感じてます。
介護は辛い・暗いのイメージを、笑顔で明るく自分らしい介護に変えていく家族の介護方法をお伝えしております。
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突然、椎間板ヘルニアで後ろ脚が動かなくなった愛犬と向き合いながら、12年間介護の日々を過ごしてきました。
12年間のなかで見つけた、介護の小さな工夫や愛犬との心のふれあいを
綴りながら、あなたと愛犬との時間をあたたかくやさしく包むお手伝いができればと思い、犬の介護に関する講座や情報をお届けしています。
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最後までお読みいただきありがとうございました。