笑顔で心豊かな人生を整える
介護・生前整理・整理収納・防災のライフナビゲーター
福島県石川町 くらしのトータルサポートKOKUYA代表
伊東眞理子です
母とリーチの介護から
恥ずかしさよりも、支え合うやさしさ
「排泄ケアから学んだこと」
介護の中で、いちばん繊細で気をつかうのが「排泄ケア」かもしれません。
けれど、そこにはたくさんの“やさしさの形”がありました。
リーチの後ろ足が動かなくなってから、
夫が毎日、おしっこ絞りや肛門腺絞りもしてくれました。
ウンチは垂れ流しになることも多く、オムツを試しましたが、
足の動きが弱く、どうしても外れてしまいました。
床をきれいに拭きながら「今日もよくがんばったね」と声をかけ、
夫とふたりで笑いながら過ごした時間は、今では宝物です。
不自由の中にも、笑顔がありました。
そんなリーチの介護を通して学んだことが、
のちに母の介護にもつながりました。
母は最期まで「トイレは自分で」と頑張っていましたが、
やがてオムツが必要になりました。
最初は慣れず、私も不器用で時間がかかり、
「痛い!」と何度も言われました。
けれど訪問看護師さんが、
優しく丁寧に「こうすると楽ですよ」と教えてくださり、
コツを掴むと、母も私も安心できるようになりました。
全自動の介護用ポータブルトイレも使いました。
母は普通のトイレにいきたがりましたが、
介護する側にとっては手を汚すこともなく、後始末も楽でした。
リーチも母も、排泄のケアを通して私にたくさんのことを教えてくれました。
それは、“恥ずかしさ”ではなく“支え合う関係”だということ。
手を添えるその時間は、命を感じ、つながりを確かめる大切な瞬間でした。
「今日もよくがんばったね」――
あの時の言葉は、リーチにも母にも、そして自分自身にも向けた言葉だったのかもしれません。
母を5年、愛犬を12年介護し、今夫の介護が始まりました。
介護でも母の介護と夫の介護では全然違うと感じてます。
介護は辛い・暗いのイメージを、笑顔で明るく自分らしい介護に変えていく家族の介護方法をお伝えしております。
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突然、椎間板ヘルニアで後ろ脚が動かなくなった愛犬と向き合いながら、12年間介護の日々を過ごしてきました。
12年間のなかで見つけた、介護の小さな工夫や愛犬との心のふれあいを
綴りながら、あなたと愛犬との時間をあたたかくやさしく包むお手伝いができればと思い、犬の介護に関する講座や情報をお届けしています。
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