千葉県柏市の終活、生前整理、整理収納
笑顔で心豊かな人生へのお手伝い
片付トータルサポートKOKUYA代表
生前整理アドバイザー&生前整理診断士の伊東眞理子です
注目されているユマニチュード
認知症とは
日常生活に欠かせない思考・記憶・会話などの「認知能力」が低下することで
日常生活に支障をきたす状態のことを言います
原因としては
★アルツハイマー型認知症
神経細胞が死滅することによる脳の萎縮が原因
★血管性認知症
脳梗塞や脳出血が原因
★レビー小体型認知症
レビー小体が神経細胞を傷害するのが原因
★前頭側頭型認知症
前頭葉と側頭葉が委縮するのが原因
があります
認知症患者さんは増えてます
2025年には65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症になると予測されています
認知症患者さんを介護するのは本当に大変・・・
相手と話すことやケアを拒まれ、適切なケアを提供できずに、
認知症の人の症状がますます悪化していくケースが出てきます
このような問題を解決する手法が
ユマニチュード
フランス語で「人間らしさ」を意味し、「人間らしさを取り戻す」ということです
認知症になっても「人間として尊重すること」
ケアを通して
「見る」「話す」「触れる」「立つ」を心がけることで
人間らしい関係性を作っていくことができ
認知症の方の心が穏やかになり、症状を安定させる効果が生まれます
フランスから生まれた技法ですが、日本にも少しずつ広がり始めています
認知症になったり、病気にかかったりで体調を壊すことで
自信や尊厳を失うことがあります
どうしても攻撃的になったりしてしまいます
「見る」「話す」「触れる」「立つ」は
それぞれ別々に行うのではなく、話しかけながら触れるなど
2つのことを組み合わせて行うと
「人として大切にしていること」がより相手に伝わります
効果として
*攻撃的な側面が軽減され、かあに協力的になった
*向精神薬の使用量が減った
*人と話そうとしなかった人が社交的になった
また、介護職や看護師さんの離職率が減り、介護職の方に余裕が出てきた
等も報告されているそうです
認知症の方のケアばかりでなく
在宅介護で患者さんが暴力的だったり、介護のストレスで悩んでいる方にも
このケア方法は一つのポイントだと思います
最後までお読みいただきありがとうございました