夫の免許返納に同伴して思ったことと手続きの流れ

福島県石川町の笑顔で心豊かな人生のお手伝い

介護、生前整理、整理収納、防災ライフナビゲーター

住まいのトータルサポートKOKUYA代表

介護インストラクター&生前整理診断士&防災共育管理士

伊東眞理子です

係の方の対応に感じたこと

警察署での受付や手続きはスムーズでしたが、見ていると係の方の対応がとても事務的で、私の方が悲しい気持ちになってしまいました。


「長い間お疲れさまでした」「勇気ある決断ですね」そんな一言があったら、返納される方も少し救われたのではないかと思います。

免許返納は、ただの事務手続きではなく、生活の区切りや変化を意味します。
家族としても、「もう運転しないんだ」と現実を受け止める時間が必要です。

手続きの流れと必要なもの

同じような方の参考になるよう、流れをまとめます。

持参したもの

  • 運転免許証

  • 顔写真付き身分証明書(マイナンバーカードやパスポートなど)

  • 届出印(認印)

  • 手数料(自治体によっては無料)

当日の流れ

  1. 受付で「運転免許返納」と伝える

  2. 書類に必要事項を記入

  3. 身分証明書と印鑑を提示

  4. 暗証番号の確認(必要な場合あり)

  5. 運転免許証を返却

  6. 「運転経歴証明書」を希望する場合は申請(有料)

返納後の特典や注意点
  • 運転経歴証明書は身分証明書として利用可能(有効期限なし)

  • 公共交通機関やタクシー割引が受けられる地域あり

  • 一度返納すると免許の再取得は通常の免許試験が必要

家族の気持ちも大切に

免許返納は、ただの手続きではなく、生活の区切りや変化を意味します。
家族としても、「もう運転しないんだ」と現実を受け止める時間が必要です。
夫も少し寂しそうでしたが、帰宅後「これでスッキリした!」と言ってくれ、ホッとした表情を見せてくれました。

これからの生活の工夫
  • バスの時刻表を確認して利用できるルートを探す

  • 買い物はまとめ買いして回数を減らす

  • タクシーや送迎サービスも視野に入れる

最後に

免許返納は、本人にも家族にも気持ちの負担がかかります。
だからこそ、手続きの場で少しでも温かい言葉がかけられると良いのに…と心から思いました。

足腰が弱くなってきたらやはり免許返納を考えることは大切だと思います。

田舎では車がないと買い物にも行けない…という問題もあります。
循環バスも街中だけ、タクシーをお願いしてもなかなか来ない…
お年寄りが免許返納をしても楽に暮らせる街づくりを考えなくてはいけないとも感じます。

これから免許返納を考える方の参考になればうれしいです。
「こんな工夫をしているよ」という体験談があれば、ぜひ教えてくださいね。

母を5年、愛犬を12年介護し、今夫の介護が始まりました。
介護は辛い・暗いのイメージを、笑顔で明るく自分らしい介護に変えていく家族の介護方法をお伝えしております。

介護でも母の介護と夫の介護では全然違うと感じてます。
実体験話もお話します。
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最後までお読みいただきありがとうございました

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