記憶力低下の夫との暮らしを考える

笑顔で心豊かな人生を整える
介護・生前整理・整理収納・防災のライフナビゲーター
福島県石川町 くらしのトータルサポートKOKUYA代表

伊東眞理子です

記憶力低下の夫との暮らしを考える

〜ゆっくり、寄り添いながら歩む日々〜

12月に入り、家の片付けや掃除をしながら、これからの夫との暮らしに思いを巡らせています。
年齢を重ねるにつれて、少しずつ記憶力が低下してきた夫。
いま言ったことを忘れてしまったり、同じ質問が増えてきたり…

「大丈夫かな」と心配になる反面、
「どう支えていけばいいのだろう」という不安も正直な気持ちです。

でも最近思うのは、
“完璧に支えようとしないこと”
“できなくなったことより、できていることを見ること”
この2つがとても大切だということです。

つい先に動いてしまう私

私はせっかちな性格なので、夫より先に動いてしまうことが多くあります。
気づいたら私が全部やってしまっていて、夫の「できること」を奪ってしまうことも…。

でも、夫の自信を保つためには、
「少し時間がかかっても見守る」
これが何よりも大切だと感じ始めました。

白内障の目薬で
なぜか同じ種類の目薬なのに、左右別々にあり、その上に3本を5分置きに点眼するのは分かりずらく私が介助していたのですが、同じ目薬ならば1本を左右につけてもいいんじゃない?と、「やってはいけないのでしょうが、うちの場合はいいよね~」となり、それならばスムーズにいくよね~と、夫にまかせました。

夫はきちんと言われたとおりにつけてます(^^;
「お膳立てをして任せる」
出来ないと決めつけないことの大切さを身をもって体験しました。

不安が重なるときほど、やさしい声掛けを

記憶力が低下してくると、本人も戸惑い、不安が強くなります。
そんなときこそ、こちらの声掛けが心の支えになります。

  • 「大丈夫だよ、一緒にやっていこうね」

  • 「ゆっくりでいいよ」

  • 「覚えていなくても大丈夫だよ」

この“安心”のひと言が、夫の心を落ち着かせてくれます。

夫婦二人のペースで暮らしていく

記憶力が落ちてきたからといって、すぐに生活が大きく変わるわけではありません。
必要以上に先を心配しすぎず、
「今できること」
「今日の穏やかさ」
を大切にしていくこと。

そして、私自身も 頑張りすぎず、力を抜く場所をつくること

これから続く夫との暮らしを、ゆっくり、丁寧に整えていきたいと思います。

同じ悩みを抱える方へ

記憶力の低下は誰にでも起こりうる自然な変化です。
不安な気持ちは一人で抱え込まないでくださいね。

私の経験が、どなたかの心を少しでも軽くできますように。

介護は、一人で抱え込むと本当に大変です
私も、母と愛犬の介護を通してそれを痛感しました

この記事が、今日のあなたを少しでも軽くできますように
もう少し具体的に知りたい方は、気軽にご相談くださいね

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最後までお読みいただきありがとうございました

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