笑顔で心豊かな人生を整える
介護・生前整理・整理収納・防災のライフナビゲーター
福島県石川町 くらしのトータルサポートKOKUYA代表
伊東眞理子です

母とリーチの介護から
静かな旅立ちに寄り添って
「見送りの時」
リーチも母も、少しずつ弱っていきました。
その変化を見つめる時間は、切なくも穏やかなものでした。
リーチは最後の1週間、ほとんど眠らずに過ごしました。
息づかいのひとつひとつを感じながら、
「今日も頑張ってるね」と声をかける日々。
部屋の周りには布団を立てかけ、ぶつかっても怪我をしないようにし、
眠れない夜も、ただ隣で背中をさすったり抱っこして過ごしました。
母もまた、旅立ちの前の3日間、
うわ言のように、いろいろな人と夢の中で話していました。
まるで、これまでの人生を一人ひとりに「ありがとう」と伝えているようでした。
訪問医の先生が「お別れをしているのだから、そっと見守ってあげて」と、教えてくださってからは静かに見守りました。
二人とも、静かに旅立っていきました。
苦しむこともなく、まるで眠るように。
その姿は、私に“命の終わりは悲しみだけではない”と教えてくれました。
リーチを見送った時、
「生ききったね」と心の中でつぶやきました。
母を見送った時も、同じ気持ちでした。
命の灯が消えるその瞬間まで、
私たちは確かに心でつながっていたと思います。
介護は、別れのための時間ではなく、
“ありがとうを重ねる時間”なのだと感じます。
できることをして、寄り添って、見送る。
そのすべてが、愛のかたち。
今もリーチと母を思い出すたびに、
あの静かな時間の中にあった温もりがよみがえります。
「さよなら」ではなく、「ありがとう」
見送りの時も、優しい介護の続きでした。

母を5年、愛犬を12年介護し、今夫の介護が始まりました。
介護でも母の介護と夫の介護では全然違うと感じてます。
介護は辛い・暗いのイメージを、笑顔で明るく自分らしい介護に変えていく家族の介護方法をお伝えしております。
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突然、椎間板ヘルニアで後ろ脚が動かなくなった愛犬と向き合いながら、12年間介護の日々を過ごしてきました。
12年間のなかで見つけた、介護の小さな工夫や愛犬との心のふれあいを
綴りながら、あなたと愛犬との時間をあたたかくやさしく包むお手伝いができればと思い、犬の介護に関する講座や情報をお届けしています。
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