笑顔で心豊かな人生を整える
介護・生前整理・整理収納・防災のライフナビゲーター
福島県石川町 くらしのトータルサポートKOKUYA代表
伊東眞理子です
訪問歯科医と口腔ケアの大切さ
食べる喜び”を支える在宅支援
在宅介護をしていると、
「食べづらそうにしている」
「入れ歯が合わないと言うようになった」
そんな小さな変化に気づくことがあります。
食べることは、生きることそのもの。
けれど、通院が難しくなると歯の治療は後回しになりがちです。
そんな時に頼りになるのが、訪問歯科医です。
母の入れ歯トラブルから始まった訪問歯科
母は総入れ歯でした。
体が痩せてきた頃から入れ歯が合わなくなり、
「痛い」「あたる」と言うようになりました。
食べることが苦痛になり、
大好きだったおかずにも手をつけなくなった時、
私はケアマネジャーさんに相談しました。
するとすぐに訪問歯科医の先生を手配してくださり、
数日後、先生が機械一式を持って自宅に来てくださいました。
「まるで歯医者さんが家に来たみたい！」
機械の音まで同じで、本当に驚きました。
先生は入れ歯の調整を丁寧に行い、
外した状態の口の中も細かくチェックしてくださいました。
その姿勢にまた驚きと感謝の気持ちでいっぱいになりました。
訪問歯科医とは？
通院が難しい方のために、
歯科医師が自宅や施設に出向いて診察・治療を行うサービスです。
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入れ歯の調整・作製
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むし歯や歯ぐきの治療
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口腔ケア（口の中の清掃・乾燥ケア）
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嚥下（えんげ：飲み込み）状態の確認
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食事中のむせや誤嚥の予防
特に高齢者の場合、口の中の健康が全身の健康につながります。
誤嚥性肺炎や栄養低下を防ぐことにもなるのです。
母にとっての訪問歯科
入れ歯の調整は難しく、
完全に元のように戻るわけではありませんでしたが、
柔らかい食事を工夫しながら、
少しずつ食べられるようになっていきました。
何よりも、
「先生がまた来てくれるから安心だね」
と笑顔が戻ったことが、何より嬉しかったです。
訪問歯科医は地域によって数が少ないのが現状ですが、
見つけてもらえたことは本当にありがたいことでした。
まとめ
口の中を整えることは、
「食べる力」だけでなく、「生きる力」を支えること。
訪問歯科医は、
「食べる喜びをもう一度取り戻したい」
そんな願いを叶えてくれる在宅医療の大切な存在です。
無理せず、できる形で“口のケア”を続けることが、
穏やかな毎日につながります。
母を5年、愛犬を12年介護し、今夫の介護が始まりました。
介護でも母の介護と夫の介護では全然違うと感じてます。
介護は辛い・暗いのイメージを、笑顔で明るく自分らしい介護に変えていく家族の介護方法をお伝えしております。
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最後までお読みいただきありがとうございました