聞こえづらくなった夫へ
〜寄り添いの声かけと心のサポート〜
目の手術が終わりホッとしたからか、夫が今度は「テレビの音が聞き取りづらい」「会話が聞こえにくい」と言うようになりました。
私もそれは感じていたので、テレビの音については「少し高くする?」
(私的にはかなり大きいのですが…)
離れての会話ではいつもより大きい声で話すようにはしてました。
(なんか起こっているような声の出し方になっている…)
「耳鼻科に行こうか」「補聴器考えてみる?」と言っても
「まだ大丈夫!」と言ってます(^^;
検査をしてみても異常がない場合、加齢による聴力の低下(加齢性難聴)であることが多いようです。
年齢を重ねると、誰にでも起こる自然な変化です。

加齢性難聴とは
加齢による聴力の低下は、50代ごろから少しずつ始まり、特に高音が聞こえにくくなります。
話し声の中でも「サ行」「タ行」「ハ行」などが聞き取りづらくなり、会話の中で聞き返しが増えることもあります。
また、耳の中の神経の老化だけでなく、
・耳垢の詰まり
・中耳炎や耳管の異常
・薬の副作用
なども原因となることがあります。
気になる場合は耳鼻科での聴力検査をおすすめします。
落ち込む気持ちに寄り添うには
聞こえづらくなると、会話に自信をなくしたり、人との関わりを避けがちになります。
そんなときこそ、家族の声かけが大切です。
たとえば――
「ゆっくり話すね」
「聞こえにくかったら遠慮なく言ってね」
「あなたのペースで大丈夫だよ」
「補聴器があると、もっと安心できるかもね」
と、安心感を与える言葉を意識してみましょう。
「また聞こえなかったの?」という否定的な言葉は避け、
「少し聞き取りにくかったね」「もう一度話すね」と共に歩む姿勢を伝えることが何よりの励ましになります。
補聴器の活用も前向きに
補聴器というと「老いを感じる」とためらう方も多いですが、
実際には会話のストレスを減らし、外出の機会も増えるなど
心の元気を取り戻す効果があります。
最近は目立たない小型タイプも多く、使い方も簡単になっています。
耳鼻科での調整を受けながら、早めに取り入れることもおすすめです。
母は補聴器を使用してました。恥ずかしがらず皆に見せてました。
テレビの音よりもおしゃべりをする時に、ニコニコしながら会話に入っていた姿を見ては良かったと思ってました。
さいごに
耳が聞こえにくくなることは、誰にでも訪れる変化です。
それを「老い」と受け止めるのではなく、
「これからも心地よく暮らすための工夫」として前向きに捉えたいですね。

私の声は大きい方ですが、たぶん早口なので夫には語尾まで聞き取りにくいのかもしれません。
ゆっくりはっきり!を、心がけるようにしなくては…
夫にも根気よくアドバイスをしていこうと思ってます。
母を5年、愛犬を12年介護し、今夫の介護が始まりました。
介護は辛い・暗いのイメージを、笑顔で明るく自分らしい介護に変えていく家族の介護方法をお伝えしております。
介護でも母の介護と夫の介護では全然違うと感じてます。
実体験話もお話します。
気になる方はこちらから
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最後までお読みいただきありがとうございました