高齢者の水分摂取量は難しい…

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くらしのトータルサポートKOKUYA代表

伊東眞理子です

高齢者の水分摂取量は難しい…注意点

高齢者の水分摂取の摂取量と注意点をまとめてみます

高齢者の水分摂取量と注意点

なぜ水分管理が大切なのか

高齢になると、のどの渇きを感じにくくなったり、トイレを気にしてあえて飲まない方もいます。その一方で、むくみや心臓・腎臓の負担を考えて、過剰摂取にも注意が必要です。水分管理は「体調を守る第一歩」といえます。

目安となる摂取量

一般的には 1日あたり1,000〜1,500ml程度 が目安とされます。
ただし体格や持病、季節によっても変わるため、必ず主治医や訪問看護師の助言に沿って調整することが大切です。

  • 健康な高齢者 … 約30ml × 体重1kg

  • 心臓や腎臓に持病がある方 … 医師の指示量を厳守

水分不足で起きやすいこと

  • 脱水(発熱・便秘・尿路感染症のリスク増加)

  • 認知症の方では、混乱や不穏が強まることも

水分過多で起きやすいこと

  • むくみ(足・顔に出やすい)

  • 心不全・腎不全の悪化

  • 夜間頻尿や転倒リスクの増加

与えるときの工夫

  • 一度にたくさんより 少量をこまめに

  • 水、お茶、スープ、ゼリー、果物など「飲みやすい形」で

  • 夏は経口補水液を活用

  • 冬は温かい飲み物でリラックスを兼ねる

介護者が注意したいポイント

  1. 医師の指示量を守ること

  2. 体重・尿量・むくみの有無を観察すること

  3. 「今日は飲めてないな」「今日は多いな」と記録すること

  4. 無理に飲ませないこと(誤嚥やむくみにつながるため)

まとめ

高齢者の水分摂取は「多ければ安心」ではなく、「その人に合った量」を守ることが一番大切です。介護する側も水分チェックを習慣にしておくと安心です。

母を5年、愛犬を12年介護し、今夫の介護が始まりました。
介護は辛い・暗いのイメージを、笑顔で明るく自分らしい介護に変えていく家族の介護方法をお伝えしております。

介護でも母の介護と夫の介護では全然違うと感じてます。

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最後までお読みいただきありがとうございました

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