4つの柱で伝える認知症ケアのやさしさ

福島県石川町の笑顔で心豊かな人生のお手伝い

介護、生前整理、整理収納、防災ライフナビゲーター

住まいのトータルサポートKOKUYA代表

介護インストラクター&生前整理診断士&防災共育管理士

伊東眞理子です

4つの柱で伝える認知症ケアのやさしさ

注目されているユマニチュード

認知症患者さんを介護するのは本当に大変・・・

相手と話すことやケアを拒まれ、適切なケアを提供できずに、
認知症の人の症状がますます悪化していくケースが出てきます

このような問題を解決する手法が

ユマニチュード

フランス語で「人間らしさ」を意味し、
ユマニチュードとは
「人間らしさを取り戻す」ということです

認知症になっても「人間として尊重すること」

目的は主に3つ

  • 回復の促進:本人ができることを奪わず、自立や心身機能の向上を支援

  • 機能の維持:可能な限りご本人の力を引き出し、自立を維持

  • 最後まで寄り添う:回復が難しい状況でも尊厳とその人らしさを大切にして支援


ケアを通して

「見る」「話す」「触れる」「立つ」を心がけることで
人間らしい関係性を作っていくことができ
認知症の方の心が穏やかになり、症状を安定させる効果が生まれます

ユマニチュードの“4つの柱”

ケアを「あなたは大切な存在です」と伝えるための基盤となるのが
4つの柱です

見る…同じ目線で、正面からやさしく見つめることで、平等・信頼・親しみを伝える

話す…低めで穏やかなトーンで前向きな言葉をかけ続けること

触れる…広い面でそっと、ゆっくりと包み込むように触れることで安心感を伝える。掴むのはNG

立つ…可能な限り立つ機会を持たせることで、生理的な健康だけでなく「人間らしさ」も維持する

注目の認知症ケア・ユマニチュードとは?4つの基本をイラストで解説 - LIFULL 介護(ライフル介護)                                       ライフル

認知症になったり、病気にかかったりで体調を壊すことで
自信や尊厳を失うことがあります

どうしても攻撃的になったりしてしまいます

「見る」「話す」「触れる」「立つ」は
それぞれ別々に行うのではなく、話しかけながら触れるなど
2つのことを組み合わせて行うと
「人として大切にしていること」がより相手に伝わります

フランスから生まれた技法ですが、日本にも少しずつ広がり始めています

効果として

*攻撃的な側面が軽減され、ケアに協力的になった
*向精神薬の使用量が減った
*人と話そうとしなかった人が社交的になった

また、介護職や看護師さんの離職率が減り、介護職の方に余裕が出てきた
等も報告されているそうです

ユマニチュードの“5つのステップ”
  ~ユマニチュードを暮らしに取り入れる方法~

ケアを一連のストーリーにすることで、信頼と安心を築きます:

出会いの準備…3回ノックし、返事を待ってから入室するなど、来訪を丁寧に知らせる

ケアの準備…「会えてうれしいです」と気持ちを伝えて、見・話・触を使って同意を得る(20秒〜3分)

知覚の連結…ケア中は常に“見る”“話す”“触れる”のうち2つ以上を同時に行い、今していることを言葉で伝える

感情の固定…「気持ちよかったですね」「楽しかったですね」と振り返り、ポジティブな記憶を刻む

再会の約束…「また明日○時に来ますね」と次の約束をすることで信頼を積み上げる

認知症の方のケアばかりでなく
在宅介護で患者さんが暴力的だったり、介護のストレスで悩んでいる方にも、このケア方法は一つのポイントだと思います

介護でも認知症の方の介護は本当に大変だと実感しております
少しでも穏やかに過ごすために頭に入れておきたいと思います

介護でお悩みの方、これから介護を考えている方へ

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最後までお読みいただきありがとうございました

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